4連休まであと
月曜日になるなり次の休日までの日数と、その次の出勤日までの日数を数えて「ほんとに?」とつぶやいた。あと5日働いたら4日休める。あと5日働いたら4日休める…。あと5日働いたら、4日休める!?お盆休みも取らずに働いてきた私にとっては、なんだか久しぶりのわくわくする連休だ。前の連休はいつだっただろう?いや、そんなことどうだっていい。どこかに遊びにいけなくたって、天気が悪かったって、休日は素晴らしい。
あと5日働いたら4日休めるという事実について頭のなかで考えれば考えるほど、それがとんでもなく素晴らしいことのように思われて、休みに入る前からすでにハッピーな気分だ。実際、休日というのはそれが始まる直前が一番楽しいものと決まっている。土日休みの場合は金曜日の夜とか。
我が家のソファにはそれなりに金がかかっている。たぶんこれまでの生涯で私が買った物のなかでは一番高価だ。この世で私以外に誰も座らないというのにそんなに高価なソファを買った理由は、なにより私が筋金入りのインドア派であることに依る。この部屋に引っ越してくるときに決めたのだ。インドア派の私はなによりも部屋を心地よくすることに全力を尽くすと。そうしてやってきたのがこのソファである。
そんな私のことなので、家で過ごす休みはどれだけ長くたって飽きることはない。去年経験した人生で一番長い10連休だって、この私を退屈にするには足りなかった。だから、今から楽しみなのである。4連休、何して、何しないで過ごそうかなあと。
休みの予定を考えるのは楽しい。ひょっとすると、休みそのものよりも。やりたいことのひとつひとつを紙に書き出していく。せっかくだから普段より念入りに掃除がしたい。できれば衣替えも済ませてしまいたいところだけど、ニットを出すにはまだ早いかも?見たい映画がある。そういえば土曜日は予定があるんだった。布団を干せるようないい天気の日はあるだろうか?通販の受け取りはこの日にまとめることにしよう。一日くらいごちそうにしたい!
…などなど、すでに楽しい四連休だけど、足りないとしたらそれがいつもの私の休日でしかないということだ。旅行に行っても急に別人にはなれない。旅先でアクティブに動きたければ、日常からアクティブに過ごさなければならないと前回書いたけれど、たっぷり時間のある四連休は「いつも」を拡張する絶好のチャンスだ。何をしよう?四連休まであと三日。